
2022年9月。
毎年のことではあるけれどAppleの発表会が夜中の2時はツライと思いながらも楽しみにしているガジェットオタクの豆腐です。
2022年9月はiPhone14シリーズ、AirPodsPro、Apple Watchの発表がありました。
そこでやっと新しくなったAir Pods Pro(第2世代)を購入したのでレビューしていきます。
前モデルを持っている人も、購入を迷っている人もぜひ最後まで読んでいってください。

目次
Air Pods Pro(第2世代)レビュー!見た目の大きな変化はないが中身は別物

細かい話は置いといて、ざっくり解説するなら見た目の変化はほぼゼロ。もちろん多少の変化はあってスピーカーが付いたりストラップが付けれるようにはなったけどデザインに大きな変化はなし。
逆に言うと第1世代の時点でデザインが完成しているとも言えます。
そこで重要なのは中身の性能。
ノイズキャンセリング機能の向上、バッテリー時間の向上、適応型環境音除去がついたりと確実に性能は進化しています。特にノイズキャンセリング機能は凄く進化していて買ってかなーり良かったと感じています。

性能の細かい話は後でこれからレビューしていきます。
Air Pods Pro(第2世代)の外観

外観ですが先ほど書いた通り前モデルとほとんど変化はありません。

イヤホンも形状は同じ。黒いメッシュ部分は少し大きさが変わっている程度で比べてやっと分かる程度の違いしかない。

ケースにはストラップホールが付きました。
自分はストラップを付けないのでこれはおまけ程度にしか考えていません。

さらに下部にスピーカーがついています。
スピーカーについては後ほど詳しく紹介します。
外観に大きな変化はありませんが、第1世代のAir Pods Proから第2世代に買い替える場合でもケースをそのまま使えるのでこれはありだと思います。
付属品は以下。

- 本体
- 説明書
- イヤーチップ XS/S/M/L
- 充電ケーブル
Air Pods Pro(第2世代)のスペック
Air Pods Pro(第2世代)のスペックを前モデル第1世代と合わせて下記に記載しておきます。(赤字は進化したところ)
Air Pods Pro(第2世代) | Air Pods Pro(第1世代) | |
価格 | 39,800円 | 発売時:30,580円 値上げ後:38,800円 |
サイズ | 45.2×60.6×21.7mm | 45.2×60.6×21.7mm |
重量 | 50.8g | 50.8g |
チップ | H2 | H1 |
Bluetooth | 5.3 | 5.0 |
バッテリー | 音楽再生時間:最大6時間 連続通話:最大4.5時間 ケース併用:最大30時間 | 音楽再生時間:最大5時間 連続通話:最大3.5時間 ケース併用:最大24時間以上 |
耐水性能 | イヤホン:IPX4 ケース:IPX4 | イヤホン:IPX4 ケース:なし |
ノイズキャンセリング | ○(1世代の2倍) | ○ |
適応型環境音除去 | ○ | × |
空間オーディオ | ○ | ○ |
センサー | 肌検出センサー タッチコントロールセンサー | デュアル光学センサー |
ケーススピーカー | ○ | × |
ケースストラップ | ○ | × |
イヤーチップ | XS,S,M,L | S,M,L |
価格は39,800円とちょっと手が出しにくいが第1世代の物よりもおすすめ

これからAir Pods Proを買う人は少し安くなっている第1世代よりも第2世代のAir Pods Proの方をおすすめします。
理由は音質、ノイキャン、バッテリー性能の向上に紛失した時の発見のしやすさなど大きく進化しているから。
第1世代はSAILなどで安くなるでしょうが1万円程度の差額であれば確実に第2世代の方が総合的にみておすすめです。
第1世代を持っていて音質やバッテリー性能に不満がある人は買い替えをしても良いと思います。
ノイキャンの性能が2倍も進化!

Air Pods Pro(第2世代)は前モデルよりもノイキャンの性能が圧倒的によくなりました。
実物を使うまでは半信半疑だったけど実際に使うとめちゃくちゃ良いです。室内で使うと換気扇の音も綺麗に消してくれます。
完全に聞こえないわけではなく、近くの人の声は聞こえるので話しかけられた時はすぐに気づくことができます。
さらに工事などうるさい所に近づくと自動で調整してくれて必要以上に大きな音も消してくれます。
元々ノイキャンは雑音をかなり消してくれますが、工事現場のような大きな音のするところに近づくと聞こえてしまっていたのでこの機能は大きな進化と言えます。
本業の通勤時に使ってみましたがかなり静寂で不思議な感じがしました。
自分の耳の形にマッチした音で聴かせてくれる

iPhoneのTrueDepthカメラと連携することによって、耳の形に合わせたプロファイルを作ってくれます。この機能によってどのAppleデバイスでも自分だけの設定が作れます。
さらにiPhoneの設定からイヤーチップ装着状態のテストがあるのでこれは購入したら絶対にやるべき設定。適切なイヤーチップの大きさが分かるのでかなり助かる。
ぶっちゃけこれの恩恵はどこまであるのか正直分かっていません。
今回、初めて搭載される機能ということもあり比較対象がないので素人の自分には明確な恩恵は分かりません。
ただこれがノイキャン性能の向上、没入感の向上にも繋がっているんだろうと考察しています。
音質は良くなっている
手元に全モデルが無かったので友達に借りて比較してみましたが、比べてみると音質は確実に良くなっています。
ただオーディオブランドのように音質にこだわって作られたイヤホンと比べると劣っている感じは否めません。
これはコンセプトの違いがあるので音質に超こだわりがある人には物足りないでしょう、そこまでこだわっていない自分にとっては十分な音質。
イヤホン単体で音量の調節が可能になった

第1世代のAir Pods Proは音量調整したい場合、直接iPhoneから操作する必要があったけど地味にめんどくさいです。
それがAir Pods Pro(第2世代)では指2本で簡単に上げ下げ出来るようになったので音量の調整の為にわざわざiPhoneを触る必要がなくなったのは嬉しいポイントです。
ケースにもスピーカが搭載!これでケースを無くしてもすぐに見つかる

Air Pods Pro(第2世代)はイヤホンもケースも外観の大きな変化はないけどケースにスピーカーが搭載されました。
意外とケースを無くしてしまって見つからない人もいるのでこれで紛失のリスクも低くすることが出来ます。
Air Pods Pro(第2世代)は39,800円とかなり高額なのでいざという時の安心感がかなり違います。
実際に音を鳴らしてみましたが聞き取りやすくてケースごと無くしたりする人にとっては神機能と言えるでしょう。
充電パターンが増えてAppleWatchの充電機でも充電できる

Air Pods Pro(第2世代)はワイヤレス充電(Qi)、MagSafe充電に加えてAppleWatchの充電器でも充電出来るようになりました。
とは言っても自宅の充電機器が減るわけでもないです。
しいて言うなら旅行に行ったときはiPhone用の充電器、AppleWatch兼Air Pods Pro(第2世代)用にAppleWatchの充電器を持っていけば実質的に荷物は減らすことが出来ます。
まとめ:Air Pods Pro(第2世代)は買って良かった
Air Pods Pro(第2世代)のレビューをしました。
第1世代と比べて外観に大きな変化はないですが、性能は確実に進化しています。
ノイズキャンセリングのパワーアップ、音質の進化、バッテリー性能の向上に無くした時の見つけやすさ。
確実にこれから売れ続けるイヤホンになると思うので欲しいのであればぜひ購入することをおすすめします。
