
Appleのワイヤレスイヤホンと言えばAirPods Pro。
Amazonや楽天でも売れ行き上位で人気のワイヤレスイヤホンです。
ただカナル型特有の圧迫感が苦手、買ったけど合わなかったなんていう人もいるでしょう。
そこで耳に優しいインナーイヤー型のAirPods(第3世代)のレビューをしていきます。

目次
AirPods(第3世代)レビュー!インナーイヤー型の最高峰ワイヤレスイヤホン

まずAirPods(第3世代)を買ってどうだったかというとかなり満足しています。
23,800円と金額的にはポンっと買える金額ではないですが買ってよかったです。(個人的に大満足)
AirPods(第3世代)はカナル型が苦手、ノイズキャンセリングはなくてもいいという人にはかなりおすすめのワイヤレスイヤホンです。
形状が耳にかけるタイプのワイヤレスイヤホン。
カナル型と違って圧迫感などはかなり少ない。
インナーイヤー型のワイヤレスイヤホンで、カナル型と違って耳に対する負荷が少ない形状です。
ノイズキャンセリングは非搭載ですが、それは残念ながら構造上不可能です。
ワイヤレス充電、MagSafe充電にも対応しているから充電するまでただ置くだけで楽ちんです。
簡潔にメリット・デメリットを下記にまとめました。
- インナーイヤー型で耳への負担が少ない
- 音質は普通に良い
- 空間オーディオ対応
- 「探す」でイヤホンを無くした時でも安心
- 他のデバイスともスムーズに切り替えができる
- バッテリー持ちはAirPodsシリーズの中で一番(2022年2月)
- ワイヤレス充電対応(MagSafe充電も可)
- ノイズキャンセリングは非搭載
- ケース表面はツルツル
- 多少音漏れはする
- 価格23,800円とハードル高め
AirPods(第3世代)の外観
では早速外観を見ていきましょう。

ケース本体は平たく薄いケースになっています。
真っ白でかなりシンプルで、ケースは表面がツルツルしています。


次にイヤホンですが先代AirPods(第2世代)よりも軸部分が短くなっていてよりAirPods proに近い形になっています。
軸部分が短くなっているからイヤホン装着時でもしっかりとフィットしてくれます。

特に頭を振った程度では落ちることはありませんでしたが、めちゃくちゃハードなスポーツをすると流石に落ちると思うので使う時は選ぶ必要があります。
接続はかなり簡単でケースを開くとiPhoneにAirPodsの画像が出てくるので「接続」を押すだけでOK。


イヤホンでの操作方法は軸部分を摘んで操作するのとSiriによる音声操作の2つです。
操作方法 | できること |
---|---|
1回摘まむ | オーディオ再生/一時停止 |
2回摘まむ | 次に進む |
3回摘まむ | 前に戻る |
Siri | 音量の上げ下げ |
摘まんだ時に「コツ、コツ」と音が聞こえるので分かりやすいです。
マイク部分はアコースティックメッシュで覆われています。
外で通話していても風切り音を軽減してくれるから出かけている時でも相手に自分の声を分かりやすく伝えることが出来ます。
AirPods(第3世代)はワイヤレス(Qi)充電、MagSafe充電に対応しています。

ワイヤレス充電は1度使うとその便利さから有線充電には戻れません。
特にMagSafe充電であれば充電中にズレるといったワイヤレス充電特有の弱点も克服されています。
AirPods(第3世代)の付属品
付属品は以下

- 本体
- USB-C to Lightningケーブル
- マニュアル類
AirPods(第3世代)のスペック
AirPods(第3世代)のスペックは下記に記載。
製品名 | AirPods(第3世代) |
---|---|
イヤホンタイプ | インナーイヤー型 |
カラー | ホワイト |
ノイズキャンセリング | なし |
マイク | デュアルフォーミングマイク 内向きマイク |
空間オーディオ | 対応 |
連続使用時間 | イヤホン単体:最大6時間 空間オーディオ:最大5時間 ケース込み:最大30時間 |
充電方法 | Lightningケーブル充電 ワイヤレス(Qi)充電 MagSafe充電 |
Bluetooth規格 | Bluetooth5.0 |
対応コーディック | SBC AAC |
防水規格 | IPX4 |
サイズ | 約54.4×21.3×46.4mm |
重さ | イヤホン:約4.28g ケース:約38.2g |
価格 | 23,800円 |
AirPods(第3世代)のメリット

ここからはAirPods(第3世代)を使ってみて感じた良かった所を紹介していきます。
毎日のちょっとした時間に音楽を聞いたり勉強することが出来る
家事などのながら作業にAirPods(第3世代)はピッタリです。
現在、子供はいないけど夫婦共働きの状態。
もちろん家事も分担しながらしています。
でも家事ってやり始めると結構な時間を使うしずっと集中しながら家事をするのは割と無理ゲー。
そこでAirPods(第3世代)を使って音楽を聞いたり、本の解説をしているYouTubeを聞いたりしています。
インナーイヤー型だから洗濯機の終わった音も聞こえるし、何よりも1〜2時間の作業程度では耳への負担が少ないことが嬉しいです。
しかもそこそこ激しく動いても外れないのはめちゃくちゃ良かったです。
音質も普通に良い
購入前に対応コーディックはSBC、AACとちょっとどうかな?と思っていました心配するだけ無駄でした。
音質は普通に良くて不快感などは無いです。
インナーイヤー型だから低音もそこまで強くないし、高音もしっかりしていてバランスがいい音質です。

ワイヤレス充電で充電の煩わしさなし

ワイヤレスイヤホンに限らずガジェットで問題になってくるのが充電。
充電するまでに時間がかかる、毎回USBに差さないといけない、使用時間が短いなどの充電に対するストレスは無限大です。
こういう無駄なストレスは可能な限り無いほうがいい。
AirPods(第3世代)はワイヤレス充電も出来るし、最大で6時間も使えるから充電周りはほぼ問題なしです。
しかもバッテリー残量はiPhoneで表示されるので一目で分かります。
Apple製品と連携して使える

AppleはiPhoneだけではなくMacやiPadでも使うことが出来ます。
しかも切り替えにわざわざ設定を開く必要はなく、使いたい側のデバイスを開くだけで簡単に切り替えることが出来ます。
Apple製品を多く持っている人ほどこの機能で受ける恩恵は大きいでしょう。
自分の場合はiPadProとiPhoneを切り替えて使っています。
「探す」機能があるから安心して使える
AirPods(第3世代)はイヤホンを無くしてもiPhoneの「探す」機能を使って見つけることができます。
最近のワイヤレスイヤホンはどんどん小型化が進んでいるしAirPods(第3世代)は価格が23,800円と高額です。
絶対に無くしたくないです!
探す機能はかなり精度もかなり高いし、イヤホン側からアラーム音を出すことも出来ます。
紛失に対する安心感が高いです。
自分の好きなケースをつけることができる
iPhoneはかなりの数のケースがありますよね。
それはAirPods(第3世代)も同じです。
キャラクターものやシリコンケースなど自分が気に入ったケースを使えるだけでも嬉しいポイントです。

AirPods(第3世代)のデメリット

ここからは逆にAirPods(第3世代)のデメリットを紹介していきます。
若干の音漏れはする
インナーイヤー型のメリットは耳への負担が少ない事ですが、逆に音漏れしやすいという弱点もあります。
常に音漏れする訳ではありませんが、静かな場所で大音量で使っていた場合は音漏れします。
そんなに敏感に気にする必要はありませんが使う場所によっては注意が必要です。
ケース表面はツルツルでほこりが付きやすい

AirPods全般に言えることですが非常に表面がつるつるしています。
これはこれで高級感はあるのですが、めちゃくちゃホコリが付きます。
これがすごく気になる。
解決方法は諦めるか、ケースを付けるかのどちらかです。
Amazonや楽天で探せば結構な数のケースがあるので自分好みのケースは見つかるでしょう。
価格23,800円とちょっと高い

最近はワイヤレスイヤホンの高性能化も進んでいるので1万円前後でも十分に使えるワイヤレスイヤホンは多いです。
その中で23,800円は手軽に買える金額ではないです。
ただそれはApple製品全般に言えることなので購入する時はポイントなど少しでもお得になるように情報収集することが大切です。
もしApple製品をお得に買いたいのであれば楽天リーベイツや楽天お買い物マラソン、Amazonのセールなどお得に購入できる時に購入するのもおすすめです。
先代AirPods(第2世代)と比較した上でおすすめはAirPods(第3世代)

先代のAirPods(第2世代)と比較した上でおすすめなのはAirPods(第3世代)です。
その理由はイヤホンの軸の短さです。
イヤホンの軸は短い方が耳にフィットしやすいです。
自分は軸が長いワイヤレスイヤホンを使っているとイヤホンが耳からズレたり耳から落ちたりします。
これがAirPods(第3世代)を使ってかなり軽減されたので良かったです。
さらに連続使用時間、防水性能や通話時のノイズ軽減などほぼ全ての機能においてAirPods(第3世代)の方が性能は高いのも良いポイントの1つです。
ちなみに価格だけを比較をしたときの差額は7,000円。
この7,000円というのがまた微妙な金額ですが、それでも自分はAirPods(第3世代)の方をおすすめします。
特にワイヤレスイヤホンは長期で使い続けるユーザーが多いです。
人によってはテレワークなどで毎日数時間使う人もいるでしょう。
使う頻度が高ければ7,000円多く払って機能を優先させた方が最終的にはコスパは高く満足度も高いです。
AirPods(第2世代)とAirPods(第3世代)のスペック比較
製品名 | AirPods(第2世代) | AirPods(第3世代) |
---|---|---|
イヤホンタイプ | インナーイヤー型 | インナーイヤー型 |
カラー | ホワイト | ホワイト |
ノイズキャンセリング | なし | なし |
マイク | デュアルフォーミングマイク | デュアルフォーミングマイク 内向きマイク |
空間オーディオ | 非対応 | 対応 |
連続使用時間 | イヤホン単体:最大5時間 ケース込み:最大24時間以上 | イヤホン単体:最大6時間 空間オーディオ:最大5時間 ケース込み:最大30時間 |
充電方法 | Lightningケーブル充電 ワイヤレス(Qi)充電 | Lightningケーブル充電 ワイヤレス(Qi)充電 MagSafe充電 |
Bluetooth規格 | Bluetooth5.0 | Bluetooth5.0 |
対応コーディック | SBC AAC | SBC AAC |
防水規格 | なし | IPX4 |
サイズ | 約44.3×21.3×53.5mm | 約54.4×21.3×46.4mm |
重さ | イヤホン:約4g ケース:約38.2g | イヤホン:約4.28g ケース:約38.2g |
価格 | 16,800円 | 23,800円 |
AirPods ProとAirPods(第は世代)比較してもあんまり意味はない
Appleのワイヤレスイヤホンの最上位「AirPods Pro」。
ノイズキャンセリングを搭載していて性能も申し分ないワイヤレスイヤホンですがAirPods(第3世代)とAirPods Proの比較はほぼ意味ないと思っています。
そもそもインナーイヤー型のAirPods(第3世代)とカナル型のAirPods Proは比較してもしょうがないです。
朝食はおにぎりVSパンっているレベルです。

個人的にはカナル型だと長時間つけているのが辛いのでインナーイヤー型のAirPods(第3世代)がおすすめです。
AirPods(第3世代)とAirPods Proのスペック比較
製品名 | AirPods(第3世代) | AirPods Pro |
---|---|---|
イヤホンタイプ | インナーイヤー型 | カナル型 |
カラー | ホワイト | ホワイト |
ノイズキャンセリング | なし | 対応 |
マイク | デュアルフォーミングマイク 内向きマイク | デュアルフォーミングマイク 内向きマイク |
空間オーディオ | 対応 | 対応 |
連続使用時間 | イヤホン単体:最大6時間 ケース込み:最大30時間 | イヤホン単体:最大4.5時間 ケース込み:最大24時間以上 |
充電方法 | Lightningケーブル充電 ワイヤレス(Qi)充電 MagSafe充電 | Lightningケーブル充電 ワイヤレス(Qi)充電 MagSafe充電 |
Bluetooth規格 | Bluetooth5.0 | Bluetooth5.0 |
対応コーディック | SBC AAC | SBC AAC |
防水規格 | IPX4 | IPX4 |
重さ | イヤホン:約4.28g ケース:約38.2g | イヤホン:約5.4g ケース:約45.6g |
価格 | 23,800円 | 30,580円 |
インナーイヤー型のワイヤレスイヤホンを探しているならAirPods(第3世代)がおすすめ
AirPods(第3世代)のレビューでした。
価格は23,800円と高いですが、使ってみて満足感はかなり高いです。
iPhoneやApple製品を使っていてカナル型が苦手な人にはかなりおすすめなワイヤレスイヤホンになっています。
今回はここまで
