
最近のワイヤレスイヤホンは安価で性能も良く使える物も多くなりました。
ワイヤレスイヤホンはカナル型とインナーイヤー型の2種類合って、耳に負担の少ないインナーイヤー型のワイヤレスイヤホンを使っている人も多いです。
そこで本記事ではSoundpeats(サウンドピーツ)のインナーイヤー型のワイヤレスイヤホン【SoundPEATS TruAir2】を実機レビューします。
価格は5,000円以下とかなり安いです。

目次
SoundPEATS TruAir2はライト使いなら十分なワイヤレスイヤホン

最初から結論を言ってしまうと SoundPEATS TruAir2はライト使いなら十分に使えるワイヤレスイヤホンです。
細かい話はもう少しあとで解説しますが、通勤や通学中に音楽を聞いたり家での作業や音声サービスを使った勉強に使うには十分すぎるぐらいコスパの高いワイヤレスイヤホンになっています。
SoundPEATS TruAir2のスペック
SoundPEATS TruAir2のスペックを下記に記載しておきます。
SoundPEATS TruAir2 | |
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.2(5.0) |
重量 | 約33グラム |
再生可能時間 | イヤホン:約5時間ケース :約25時間 |
対応コーディック | SBC/aptX |
防水規格 | IPX4 |
aptXに対応している
SoundPEATS TruAir2は通信コーディックのaptXに対応しています。
コーディックについて簡単に説明すると、音質や音の遅延に影響する部分になります。そしてaptXは音質・遅延の両方が高い品質の通信規格になります。
対応コーディック | 遅延 | 音質 |
SBC | 遅延あり | 標準 |
AAC | SBCよりも遅延しない | SBCよりも高音質 |
aptX | AACよりも遅延しない | AACよりも高音質 |
価格が5,000円と安いにも関わらず、aptXに対応していて低遅延・高音質になっていてコスパが非常に高いです。
Bluetooth 5.2ではなくBluetooth 5.0となっているが...

AmazonではBluetooth 5.2となっていますが、実際に取扱説明書を確認するとBluetooth 5.0の表記になっています。
後日、Bluetoothのバージョンについて公式SOUNDPEATSさんから連絡がありました。取扱説明書の表記を間違えてたみたいで正式な物はBluetooth5.2だそうです。

SoundPEATS TruAir2の電子版取扱説明書はこちら

IPX4防水
SoundPEATS TruAir2はIPX4防水対応なので、ちょっとした水濡れには問題ありません。
水の飛まつに対して保護
IPX4防水であれば、少しの汗や雨程度の水なら問題ないのでウォーキング時に使ったりすることができます。

付属品

付属品はUSB type-Cケーブルと取扱説明書の2つだけです。(シンプルイズベスト)
ACアダプターは付属していないので、自宅にある物か別途準備しましょう。
おすすめのACアダプターはこちら👇
SoundPEATS TruAir2の外観

SoundPEATS TruAir2の外観ですが非常に小さくコンパクトです。画像では大きさが分かるように500円玉と比較しています。

ケースの重さは35グラムとめちゃくちゃ軽いです。

ケースを開くとイヤホンが収納されていて「L」「R」の表記がされていて分かりやすくなっています。

イヤホンはよくあるうどん型で、棒の部分の長さが少し小さめになっています。

イヤホン単体の重さは4グラムと軽いので耳にかかる負担は少なくてすみます。
とにかく軽くて小さい

繰り返しになりますが、SoundPEATS TruAir2は非常に軽くて小さいです。このサイズであればデニムの前ポケットに入れて持ち運んでも邪魔に感じるようなことはありません。
小さければ小さいほど持ち運びに困らないのでワイヤレスイヤホンの大きさや軽さはかなり重要事項です。
充電ポートはUSB type-C

SoundPEATS TruAir2の充電ポートはUSB type-Cポートです。これならtype-Cケーブル1本でまとめることができるので、不要なケーブルを持つ必要がありませんね。
最大25時間も使える長時間バッテリー

ワイヤレスイヤホンを使う上で重要なのはバッテリーです。いくら良いワイヤレスイヤホンでもバッテリーがすぐに無くなるようでは全く使えません。
でもそんな心配はありません。SoundPEATS TruAir2はイヤホン単体5時間、ケースを使えば最大で25時間もバッテリーが持ちます。
通勤や通学中に間であればまずバッテリーがなくなる心配はないですし、休日に家で音楽を聴いていたとしても左右のイヤホンを交互に使えば1日中音楽を聴くことも可能です。
バッテリー残量が分からない

SoundPEATS TruAir2のケースは軽くてコンパクトですがバッテリー残量が全くわかりません。ケースのバッテリーは25時間持つとはいえ、バッテリー残量が分からないのは不安です。
イヤホンのバッテリー残量はBluetooth接続したスマホで確認することができますが、肝心のケースのバッテリー残量が分からないので定期的な充電が必要になります。
使用頻度にもよりますが、1~3日に1回の充電をおすすめします。
イヤホン単体で操作できる

SoundPEATS TruAir2はイヤホンのタッチパネル部分を触ることで色んな操作をすることができます。
タッチする部分はロゴの部分になっています。
操作方法 | |
【右】1タッチ | 音量アップ |
【左】1タッチ | 音量ダウン |
【左/右】2回タッチ | 再生/一時停止/受話/終話 |
【右】1.5秒タッチ | 曲送り/着信拒否 |
【左】1.5秒タッチ | 曲戻り/着信拒否 |
【左/右】3回タッチ | 音声操作(Siri/Google) |
一見難しそうですが使っていく内に覚えていけますよ。
これは自分だけかもしれませんが、イヤホンの出し入れの際にタッチセンサーに触れてしまい誤動作も少しだけ起こりました。逆に言えばタッチセンサーが敏感でちゃんと認識してくれているとも言えます。
SoundPEATS TruAir2の音質と装着感

ワイヤレスイヤホンで大切なことは音質と装着感の2つです。いくら安くても音質が悪かったり落ちやすいなどがあれば全く意味がありません。
音質は低音が低め
SoundPEATS TruAir2の音質は中高音が強く低音は弱めのシャカシャカ音が特徴的です。
音質は価格相応で、特別音質にこだわりがなく音楽を聞くことができれば問題がないって人に向いていますよ。
インナーイヤー型だから耳にかかる負担が少ない

イヤホンはインナーイヤー型なので耳にかかる負担が少ないので長時間の使用に向いています。
装着した状態で頭を激しく振ってみましたが落ちるような感じもなく不安感もありません。
よほど耳が小さい人以外であれば問題なく使うことができます。
片耳でも使うことができる
SoundPEATS TruAir2は左右のイヤホンがそれぞれ音を受信する方法「左右独立受信方式」を採用しているので片方だけでの使用が可能です。これはかなり良いポイントになります。
片方だけのイヤホンを使う場面は結構あるし、ながら聞きするのはピッタリです。
さらに両方のイヤホンを使っていて片方のイヤホンをケースに収納しても残ったイヤホンの方は勝手に親機に切り替わります。これによって音質も安定したまま継続して使用することができます。
「cVcノイズキャンセリング」搭載で通話相手にクリアな音声を届ける
ノイズキャンセリングと聞くとAirPods Proのアクティブノイズキャンセリングと同じ物に勘違いしがちですが全くの別物です。
cVcノイズキャンセリングとは、通話時に外部の音(ノイズ)をクリアにして相手に自分の声を伝えやすくする物なので、通話中にはあった方がいい機能です。
SoundPEATS TruAir2を通話で使っても問題がありません。
SoundPEATS TruAir2は通話でも問題なく使える
ノイズキャンセルの機能も相まって実際に通話して音質の確認をしましたが、普通に通話することができました。
ちなみに電話番号を使った通話、LINE通話の両方を使いましたが問題ありませんでした。ハンズフリー通話はかなり便利です。
AAC非対応なのにiPhoneでもクリアな音質
iPhoneはaptXに非対応なので、SoundPEATS TruAir2をiPhoneで使うと嫌でもSBCコーデックになります。
正直SBCコーデックには期待していませんでしたが、想像以上に音も良く遅延も少なくてビックリしました。
SBCコーデックしか使えないiPhoneでも十分に使えます。

【まとめ】 SoundPEATS TruAir2はライトユーザー向きワイヤレスイヤホン

SoundPEATS TruAir2はインナーイヤー型のワイヤレスイヤホンで、5,000円という価格にしては十分すぎるぐらいの性能です。
コンパクトで軽く、AAC非対応なのにiPhoneでも問題なく使えるのでコスパは高いワイヤレスイヤホンになっています。
ケース本体のバッテリー残量が分からないという欠点はありますが、1~3日に1回充電しておけば特に問題はないので、安くて使えるインナーイヤー型のワイヤレスイヤホンを探しているなら1度チェックしてください。
