
Appleの発表会で無事iPhoneの発表がされて一安心&興奮した人も多いでしょう。
ただ少し時間がたって冷静になった今、iPhone12シリーズは本当に買いなのか検討しました。
iPhone12の予約まではもう少し時間があるので参考にしてください。

5Gを搭載した新しいiPhone

5G通信を搭載した新しいiPhone12シリーズの共通の性能をまずはまとめました。
外観はiPhoneSEを思い出すシャープなデザイン

なんと言ってもiPhone12はずっと言われ続けていた角ばったシャープなデザインが特徴的です。
初代iPhoneSEやiPad Pro(2020)のような見た目になっています。丸まったデザインよりもこっちのデザインが好きという人は多いんではないでしょうか。
しかもiPhone11シリーズよりも少しコンパクトになっています。
4つのモデルが登場
iPhone12シリーズは4つのモデルが発売されます。
- iPhone12 mini
- iPhone12
- iPhone12 Pro
- iPhone12 Pro Max
各モデルの特徴は後で詳しく解説していきます。
5G対応のiPhone12、日本版はミリ波非対応

iPhone12シリーズは全てのモデルが5G通信に対応しています。ただし5G通信は2種類あってミリ波には非対応です。(アメリカで販売されるものはミリ波対応)
- Sub6
- ミリ波
ざっくりと分かりやすく説明すると
これは5Gと言いつつも4G通信速度をちょっと良くしただけの物です。Sub6も5Gと読んでいますが本当の5Gではないので4Gとそこまでの差はありません。
ミリ波と呼ばれる物が正式な5G通信となります。超高速で低遅延がメリットですが正式に使えるのはまだまだ先の話です(2023~2025年ぐらい)。
ぶっちゃけ2020年の内は5G通信の恩恵はゼロと言っても過言ではありません。

iPhone12シリーズはもちろん4G通信はできます。
Ceramic shieldで4倍の耐落下性能

iPhone12シリーズはCeramic shieldで今までの4倍も耐落下性能が向上しています。
ただし過度な期待は禁物です。耐落下テストは特定の条件でのテストだから安心しすぎてiPhone12を落下させると割れるときはあっさり割れるので購入してもなるべく落とさないようにしましょう。
MagSafeアクセサリーに対応

iPhone12の発表と共に新しく出てきたアクセサリーがMagSafeです。
これはiPhoneに磁石で付くようになっています。これによってiPhoneをワイヤレス充電したさいのズレが防止されたり、カードフォルダーを容易に取り外しをすることができます。
ただワイヤレス充電するだけならスタンドタイプのワイヤレス充電器でいいような気もしますが。
A14 Bionicチップ搭載

iPhoneは新モデルが出るたびにCPUも進化していきます。今回のiPhone12にはA14 Bionicチップが搭載されています。
リーク情報ではAntutuベンチマークは57万点前後となっていますがコレは実機でテストしてみないと分かりません。
進化したと言うものの、CPUはすでにオーバースペックなので性能はそこまで気にする必要はゼロ。日常生活で困ることはありません。
付属品はUSB-C-Lightningケーブルのみ

今回のiPhone12からACアダプターとイヤホンが付属しません。まぁ無くても困りませんがAndroidから始めてiPhoneを購入する方は注意してください(別途準備する必要がでてきます)。
付属品が減ったことによりiPhoneの外箱も小さくなります。(地味に嬉しい)
iPhone12シリーズのスペック
iPhone12シリーズのスペックを下記に記載しています。
iPhone12 mini | iPhone12 | iPhone12 Pro | iPhone12 Pro Max | |
インチサイズ | 5.4インチ | 6.1インチ | 6.1インチ | 6.7インチ |
CPU | A14 Bionic | A14 Bionic | A14 Bionic | A14 Bionic |
メモリ | - | - | - | - |
通信規格 | 5G | 5G | 5G | 5G |
ディスプレイ | 有機EL | 有機EL | 有機EL | 有機EL |
カメラ | 超広角 広角 | 超広角 広角 | 超広角 広角 望遠 LiDAR | 超広角 広角 望遠 LiDAR |
バッテリー | 2,227mAh | 2,775mAh | 2,775mAh | 3,687mAh |
重量 | 133グラム | 162グラム | 187グラム | 226グラム |
防水 | IP68 | IP68 | IP68 | IP68 |
セキュリティ | face ID | face ID | face ID | face ID |
こうやってスペックで比較するとカメラとサイズの違いぐらいしか差がないように感じますが各モデルにそれぞれ特徴がハッキリとあってしっかりと差別化してあります。
iPhone12/12 mini

iPhone12/12 miniは機能は全く同じで、違いはサイズ・バッテリー・重さだけです。
- ブルー
- グリーン
- レッド(product RED)
- ホワイト
- ブラック
カラーも多くて自分の好みの色を選ぶことができますね。
iPhone12 miniの特徴

iPhone12 miniの1番の特徴と言えば片手で持てる5.4インチと非常にコンパクトなサイズです。
小さいiPhoneと言えばiPhoneSE(第2世代)がありますが、iPhone12 miniのサイズはよりコンパクトでかつディスプレイはiPhoneSE(第2世代)よりも大きくなっています。
iPhone12とiPhoneSE(第2世代)を比較したものを下記に記載しています。
iPhone12 mini | iPhoneSE(第2世代) | |
ディスプレイ | 5.4インチ(有機EL) | 4.7インチ(液晶) |
本体サイズ | 131.5×62.4×7.4 | 138.4×67.3×7.3 |
重量 | 133グラム | 148グラム |
認証 | 顔 | 指 |
カメラ | 超広角 広角 | 広角 |
バッテリー | 2,227mAh | 1,821mAh |
ストレージ | 68・128・256 | 68・128・256 |
価格 | 74,800円~ | 44,800円~ |
小さいサイズを求めていた人には待望のiPhoneと言えます。
ストレージと価格(税別)
- 64GB 74,800円
- 128GB 79,800円
- 256GB 90,800円
発売日
予約開始 | 2020年11月6日午後10時から |
発売日 | 2020年10月13日 |
iPhone12 の特徴

iPhone12は2019年に登場したiPhone11の弱点を補った完全な後継機モデルとなっています。
iPhone11は自分もメイン機で使っていて、コスパが高くおすすめのiPhoneでしたが大きさや重さに関していえば不満点があります。その不満点を解消してくれたのがiPhone12です。
iPhone12とiPhone11のスペックを比較したものを下記に記載しておきます。
iPhone12 | iPhone11 | |
ディスプレイ | 6.1インチ(有機EL) | 6.1インチ(液晶) |
本体サイズ | 146.7×71.5×7.4 | 150.9×75.7×8.3 |
重量 | 162グラム | 194グラム |
認証 | 顔 | 顔 |
カメラ | 超広角 広角 | 超広角 広角 |
バッテリー | 2,775mAh | 3,110mAh |
ストレージ | 68・128・256 | 68・128・256 |
価格 | 85,800円~ | 64,800円~ |
赤字の部分を見てもらえれば分かりますが、バッテリー以外の部分はiPhone12の方が優れています。前期モデルのiPhone11の弱点を改善してくれた所はさすがApple。
バッテリーには本体のサイズに比例するので小さければ小さいほどバッテリーも小さくなるのでしょうがないと思います。
ただiPhone11を使っていて100%充電の状態であれば1日使って30%になることもほとんど無いので多少バッテリーが小さくなってもさほど問題ではありません。
ストレージと価格(税別)
- 64GB 85,800円
- 128GB 90,800円
- 256GB 101,800円
発売日
予約開始 | 2020年10月16日午後9時から |
発売日 | 2020年10月23日 |
iPhone12 Pro/12 Pro Max

iPhone12 Proシリーズは素材がステンレスでかなりカッコいい見た目になっています。更にiPhone12 Proシリーズにしかない機能もあります。
カラーバリエーションは4色
- パシフィックブルー
- ゴールド
- シルバー
- グラファイト
LiDARスキャナ搭載

iPhone12ProシリーズはLiDARが搭載されています。先にiPad Pro2020でLiDARスキャナは搭載されていて、LiDARスキャナは測定用赤外線で周囲環境を測定して3Dモデリングを行うことができます。
今はまだ使えるのは限定的ですがこれから使い道はどんどん増えていくでしょう。
ナイトモードでもポートレート使って撮影

ナイトモードでの撮影時でもポートレートを使うことでさらに綺麗な写真をいつでも撮影することができます。
iPhone12 Proの特徴

ProモデルはiPhone12に比べてLiDARやナイトモードでのポートレートモードが撮影できたりとカメラ性能は高いです。
一言でいうならiPhone12モデルの上位互換モデルとなっています。
あとでPro Maxについても説明しますが、Pro Maxの6.7インチのサイズは大きいから嫌だけど写真や動画は綺麗に撮影したいという人向けになります。
これからYouTubeといった動画撮影を始める人に向いています。(iPhone11でも十分綺麗な動画は撮影できるけど)
ストレージと価格(税別)
- 128GB 106,800円
- 256GB 117,800円
- 512GB 139,800円
発売日
予約開始 | 2020年10月16日午後9時から |
発売日 | 2020年10月23日 |
iPhone12 Pro Maxの特徴

今回のiPhone12 Pro MaxはProモデルとサイズがただ大きくなっただけではなく、ちゃんと差別化されています。
簡単にまとめると、
- 望遠の焦点距離が65mm
- センサーが大きくなっている
- センサーシフト手ブレ補正搭載
上記のようになります。カメラに詳しい訳ではないのでハッキリ言って素人にからしたらなんのこっちゃ案件。
ただカメラに詳しくない俺でも1つ言えるのは、センサーシフト手ブレ補正は凄い。センサーごと動いて手ブレ補正してくれるので、今まで以上に手ブレがなくなるということになります。
ストレージと価格(税別)
- 128GB 117,800円
- 256GB 128,800円
- 512GB 158,800円
発売日
予約開始 | 2020年11月6日午後10時から |
発売日 | 2020年10月13日 |
iPhone12シリーズのここが嫌(欠点)

デザインも原点回帰して角ばってカッコよく、サイズ・色と選択肢が多く自分好みの見た目も選べて性能もいう事なしと思いきや個人的には「これが欲しかったな~」というところもあります。
- touch ID非搭載
- 誰も求めていないLightning端子
touch ID非搭載
-Google-Chrome-2020_09_27-23_23_38.png)
先月のイベントで発表されたiPad Air4は顔認証ではなく指紋認証でした。しかもサイドのボタンに埋め込み式と今までのAppleの中では新しい物になります。(Androidではすでにある)
どうせなら指紋と顔の両方で対応して欲しかったのが本音で、マスク着用の生活が当たり前となっている今の現状では指紋認証を求める人も多くいます。
誰も求めていないLightning端子

毎回、新型のiPhoneが発表される度に言っているが、誰も求めていないLightning端子の存在。
いい加減USB type-Cにして欲しいが、端子を変更してしまうとAppleの売れ行きにも影響してくるし端子に関して言えば半分以上諦めています。
ワイヤレス充電すれば問題ないですし、今回一緒に発表されたMagSafeがあるのでそっちを使ってねというAppleの意思あるように感じれます。
【まとめ】今回のiPhone12シリーズは選択肢が多く自分にあったモデルを選びやすい
今回発表されたiPhone12シリーズは各モデルそれぞれに差別化があったので非常に選びやすくなっています。
角ばったデザインに性能もいう事はなし、その上サイズは5.4インチ、6.1インチ、6.7インチとそれぞれ魅力があります。
個人的にはiPhone12 miniを購入する予定なので購入したらレビューします。
