今やハイスペックスマホには防塵・防水機能は当たり前のようについています。
しかし耐水機能があるからといってお風呂でiPhoneやAndroidスマホを使っていませんか?
そんな使い方をしていたら最悪壊れますよ。というか壊れると思いましょう。
例え壊れなくてもスマホの寿命は確実に縮めています。
目次
防塵・防水の規格の意味【IP68が最上規格】
まずスマホの防塵・防水の規格の意味をしっかり理解している人は少ないです。
なんとなく防水だから大丈夫と思っている人も多いですが、防水だから大丈夫は通用しません。
IP〇〇とは国際電気標準規格で決められた規格のことです。
そして防塵は数字の前半部分で、数字が大きいほど防塵性能が高く最高規格は6。
防水は数字の後半部分で、数字が大きいほど防水性能が高く最高規格は8。
つまりIP68は「完全なる防塵機構であり、水面下での使用も可能」という意味になります。
防水のテスト方法
そんな高い防水性能ならお風呂で使っても問題ないと思ったでしょうが、防水機能のテスト方法は「常温の水道水でテスト」しています。
つまりお風呂のような温かいお湯での防水機能はまったく保証されていません。
だからと言ってお風呂で使ったら絶対にスマホ内部にお湯が入るということではありません。
それよりもやばい1番の問題点があります。
1番の壊れる原因は湿気
お風呂場は温度も高く、湿度も高いです。
そこでお風呂に入るときにスマホを持ち込むと、スマホの内部と外部の気温差により水滴が発生します。
そのスマホ内部の水分が電気回路をショートさせてある日突然、壊れます。
気温の高い場所での使用
お風呂場で使ってスマホが壊れる原因は湿度だけではありません。
気温が高いことも寿命を縮める原因の1つです。
スマホは精密機器です。
今や生活する上では必需品になりましたが、合って当たり前になりすぎて忘れているかもしれませんがスマホは高級品であり、精密機器です。
スマホが高温に弱いのは当たり前のことなのです。
落下などによるスマホの破損
じつはスマホを地面に落とした時に目には分からない程度で破損し、そこから水が侵入してスマホがダメになるパターンもあります。
そうは言っても使いたい場合は?【考えられる対策】
あんまりダメダメ言っていてもスマホを使ってお風呂で映画や読書、YouTubeを見ることが癒しの時間という人もいるでしょう。
そこで考えられる対策は3つ
- 昔つかっていたスマホを使う。
- 2台目として、格安スマホ(1万円程度)を購入。
- 中古でいつ壊れてもいいように安いスマホを購入する。
かなり苦肉の策ですけど、メインスマホを長く快適に使いたいならお風呂での使用を我慢するか別のスマホを準備するしかありません。
最近の格安スマホも意外と使えるものが多いですよ。
スマホは精密機器【まとめ】
いかがでした?
スマホは精密機器であり今や生活に欠かせない物の1つです。
急に壊れたら困るスマホをわざわざお風呂場という壊れやすい所に持っていく行為はお金を捨てるに近い行為です。
絶対にやめましょう。
もしお風呂で使いたいなら代替機を準備しとくことをおすすめします。