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新しく発表されたiPad Air(第4世代)。
発売は10月ですが、ツイッターやネット上では新型iPad Air(第4世代)と現行モデルのiPad Pro11インチ(第2世代)のどちらを買うかで多くの人が迷っています。
そこで本記事では新型iPad Air(第4世代)と現行モデルのiPad Pro11インチ(第2世代)を比較してどちらのモデルがオススメなのか、またそれぞれのiPadモデルに合う人の特徴を紹介します。

目次
iPadを買うなら「iPad Air(第4世代)」よりも「iPad Pro 11インチ(第2世代)」

結論から言うと「iPad Air(第4世代)」はコスパでも性能でも中途半端。それならばもう少し予算を追加してiPad Pro 11インチ(2020)を購入した方がいいです。
ただし、iPad Proは高すぎるしそこまでのスペックはいらない!でもApple Pencil(第2世代)やMagic keyboardを使いたいという人にはiPad Air(第4世代)はオススメです。
iPad Air(第4世代)の特徴
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iPad Air(第4世代)は、iPad Proの廉価版モデルと言えるモデルです。見た目はiPad ProそっくりですがiPad Air(第4世代)だけにしかない特徴もあります。
- A14 Bionicチップ搭載
- トップボタンにtouch ID内臓
- 5色のカラーバリエーション
iPad Air(第4世代)はiPad Pro 11インチと同じでUSB type-C、apple pencil(第2世代)、Magic keyboardにも対応しています。

A14Bionicチップ搭載
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今まで新しいCPUはまずiPhoneに搭載されてからiPadモデルに搭載される流れがありました。ですが今回発表されたiPad Air(第4世代)には、まだiPhoneに搭載されていないA14 Bionicチップが搭載されています。
性能はA12 BionicチップよりもCPUが40%も向上、GPUは30%も向上しています。
iPad Pro 11インチに搭載されているA12Z Bionecとの性能差に関しては実機でのテストをしてみないと明確な差はわかりません。
A12 Bionicチップ搭載のiPad(第8世代)でも動画編集できだけの性能を持っています。

トップボタンにtouch ID内臓
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iPad Proのようなface IDによるセキュリティ認証ではなく、セキュリティ解除には電源ボタンの部分に内臓式のtouch IDで解除できます。
最近はコロナの影響でマスクが当たり前になっているので、face IDよりも指紋でのセキュリティ解除の方がいいという人は多いでしょう。

できれば顔と指紋の両方できるのが1番(ないものねだり)
5色のカラーバリエーション
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iPad Air(第4世代)は5色のカラー展開しているので自分の好きな色を選べます。
- シルバー
- スペースグレイ
- ローズゴールド
- グリーン
- スカイブルー
新しく追加されたグリーンとスカイブルーは個人的にもカッコいいと思いました。自分の好きな色があるから買う!という買い方でも全然ありだと思います。
iPad Pro11インチ(第2世代)の特徴
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iPadの最上位モデルです。サイズは11インチと12,9インチがありますが、今回は同じiPad Air(第4世代)の同サイズである11インチの特徴です。
- ストレージは128GB〜1TBの4段階で選択できる
- リフレッシュレート120Hzでぬるぬる画面が動く
- イラストから動画編集まで重たい作業もこなしてくれる
Proの特徴を上げだすとキリがないので分かりやすい所だけをピックアップしています。性能も最上級ならばお値段も最上級。
ただし、金額に見合った性能を持っています。

iPad Air(第4世代)とiPad Pro11インチ(第2世代)の比較
まずはそれぞれのスペックを比較して、iPad Air(第4世代)とiPad Pro11インチ(第2世代)の違いを確認していきましょう。
サイズ | iPad Pro11インチ(第2世代) | iPad Air(第4世代) |
CPU | A12Z Bionec | A14 Bionic |
カメラ | 12MP広角カメラ 10MP超広角カメラ LiDERスキャナー | 12MP広角カメラ |
重さ | (Wi-Fi)471グラム (Wi-Fi+Cellular)473グラム | (Wi-Fi)458グラム (Wi-Fi+Cellular)460グラム |
ストレージ容量と価格 (Wi-Fiモデル) | 128GB 84,800円 256GB 95,800円 512GB 117,800円 1TB 139,800円 | 64GB 62,800円 256GB 79,800円 |
ストレージ容量と価格 (Wi-Fi+Cellularモデル) | 128GB 101,800円 256GB 112,800円 512GB 134,800円 1TB 156,800円 | 64GB 77,800円 256GB 94,800円 |
充電ポート | type−C | type−C |
セキュリティ認証 | Face ID | Touch ID |
輝度 | 最大600ニト | 最大500ニト |
リフレッシュレート | 120Hz | 60Hz |
オーディオ | 4スピーカー | 2スピーカー |
True Toneフラッシュ | ○ | × |
ポートレートモード | ○ | × |
アニ文字とミー文字 | ○ | × |
appleCare+ | 14,800円(税別) | 8,400円(税別) |
こうやって比較すると格安で手に入るiPad Proと言えるような印象です。
WiFiモデルの同じストレージ容量、256GBで比較すると16,000円(税別)の差になります。
appleCare+を付けるとAirとProでさらに6,400円(税別)の差額が発生します。

浮いた金額でアクセサリー類を揃えるのも賢い選択の1つですね
カメラの違い
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iPad Air(第4世代)はProと違って、カメラが12MPの広角カメラのみになっています。
ただiPadよりもスマホで撮影している人の方が多いのではないでしょうか?
なのでカメラは最低限キレイに映ればそれ以上言うことはありません。iPad Air(第4世代)のカメラでも十分にキレイに撮影することができます。

ストレージの違い
iPad Air(第4世代)とiPad Pro11インチ(第2世代)では最低ストレージ容量と最大ストレージ容量が変わってきます。
iPad Air(第4世代) | iPad Pro11インチ(第2世代) | |||
モデル | ストレージ | 価格 | ストレージ | 価格 |
Wi-Fi | 128GB | 84,800円 | 64GB | 62,800円 |
256GB | 95,800円 | |||
512GB | 117,800円 | 256GB | 79,800円 | |
1TB | 139,800円 | |||
Wi-Fi+cellular | 128GB | 101,800円 | 64GB | 77,800円 |
256GB | 112,800円 | |||
512GB | 134,800円 | 256GB | 94,800円 | |
1TB | 156,800円 |
ストレージ容量の選択肢はiPad Pro11インチ(第2世代)の方が多いです。iPad Air(第4世代)は64GB・256GBしかありません。
ただ画像編集や動画編集をしない限り早い段階で、256GBのストレージがいっぱいになることはほとんどありません。
リフレッシュレートの違い
リフレッシュレートはProモデルが120Hz対応、Airが60Hz対応です。
リフレッシュレートとは1秒間に画面を書き換える回数のことです。数値が高ければ高いほど滑らかな動きをします。
家電量販店に行ってみて実機による比較をしてきましたが、そこまで大きな差は感じませんでした。
ですが1度120Hzのヌルヌルを知ってしまうと、60Hzだと物足りなく感じる可能性が高いです。
もし違いを知りたいのであれば、実機が置いてある店舗に行って自分で触ってみてください。

スピーカー数の違い
iPad Air(第4世代)はiPad Proと違ってスピーカーの数が2つになっています。
iPadを横向きにしている時はステレオになりますが、縦の場合はステレオになりません。
YouTubeなどの動画を見る時は横向きでの視聴をするようにしましょう。
iPad Air(第4世代)がオススメな人の特徴
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iPad Air(第4世代)がオススメな人はこんな人。
- 性能が高いiPadは欲しいけど、価格はなるべく抑えたい人
- デザイン、カラーバリエーションが気に入った人
- 動画編集、画像編集を少しする人
- 長く使う予定の人
この特徴に当てはまる人はiPad Air(第4世代)はかなりオススメです。動画編集もできる性能があるので長く使っていく中で新しくやりたいことが見つかっても出来るスペックを持っています。
個人的にはストレージ64GBは容量不足の不安があるので、256GBを選択するのが1番です。
iPad Pro 11インチ(第2世代)がオススメな人
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iPad Pro 11インチ(第2世代)がオススメな人の特徴は下記に記載してあります。
- 仕事でバリバリ使う予定の人
- プロの絵描きさん
- 画像、動画の編集をバリバリする人
- とにかくハイスペックが欲しい人
予算に余裕があるのであればiPad Pro 11インチ(2020)を購入するのは全然ありですよ。
仕事やクリエイティブな作業をする人であれば、お金をかけてでもProの方が絶対にいいです。
iPadを選ぶときの注意点3つ

iPadを選ぶ時の注意点が3つあります。
- ストレージ容量
- Wi-Fi・Wi-F+Cellularの選択
- 付属品も合わせて予算を考える
この3つがiPadを選ぶときに重要です。
ストレージ容量
iPadのストレージ容量は購入時選んだ時点で、それ以上増設は出来ません。
基本的には128GB以上あれば、動画などをたくさん保存しない限り困ることはありません。
これから画像や動画の編集をする人であれば、最低256GBで考えましょう。
ギリギリ足りるストレージ容量を選ぶのではなく、多少のゆとりを持って選びましょう。

Wi-Fi?Wi-F+Cellular?どっちがおすすめ?
多くの人は価格の安いWi-Fiモデルを選ぶ人が多いでしょう。でも俺のオススメはWi-Fi+cellularモデルです。
Wi-FiモデルだとSIMカードが指せないので、ネットに繋ぐ方法は3つ。
- Wi-Fiに繋げる
- テザリング
- ポケットWi-Fi
基本的にこの3パターンになります。
ただ、外にiPadを持ち出すとWi-Fiを上手く拾わなかったり、いちいちテザリングしたりと結構めんどくさいです。
逆にWi-Fi+cellularモデルであればSIMカードを指しておくだけでいつでもネットにアクセスできます。
仮に購入後すぐにiPadを外に持ち出す必要もなくても、1年後は外で使う頻度が増えたからSIMを指して手軽に使おうと思ってもcellularを選んでなければできません。
長く使うことを考えても、選択肢のあるWi-Fi+cellularモデルをオススメします。

付属品も合わせて予算を考える

iPadは本体だけでも結構なお値段がしますが、純正のアクセサリーも高いです。
例えば
Apple Pencil(第2世代) | 14,500円(税別) |
Smart keyboard Folio | 19,800円(税別) |
Magic keyboard | 31,800円(税別) |

キーボードはともかくとして、Apple Pencil(第2世代)は必須なので予算と合わせて考えましょう。
【まとめ】今、買うならiPad Air(第4世代)よりもiPad Pro11インチ(第2世代)
今まではProモデルと無印モデルの中間がAirに立ち位置でした。iPad Air(第4世代)はProに非常に近くなった故に、どちらを購入するか非常に悩みます。
差額は約2万円。この2万円を多いと思うか、少ないと決めるのはあなた自身です。
個人的に迷ったらProを買えばいいと思っています。
