
最近のiPhoneはサイズが大きくなってだんだんと重量も増えるばかり。軽くて使いやすいiPhoneはもう出ないのかと思っていたところ、iPhone 12 miniの発売が決定!
スリムで軽いiPhone 12 miniが自分の手元に届いたのでレビューしていきます。
実際に使ってみて良かったところや悪かったところをレビューしていくので最後まで読んでください。

iPhone12 miniの特徴

iPhone12 miniの特徴は下記に記載しています。
- 新型CPU A14チップ搭載
- 5.4インチの有機ELディスプレイ
- 重量133グラム
- 高画質カメラ搭載
- 動画撮影にピッタリの手振れ補正
- ワイヤレス充電対応
- IP68耐水
- おサイフ対応
- 82,280円(税込)〜
大きな特徴と言えばやはり本体のサイズでしょう。大きさは2020年に登場したiPhone SE(第2世代)よりも小さいのに、ディスプレイサイズは5.4インチ大きくなっています。
サイズとバッテリー容量を除けばiPhone12(無印)と性能は全く同じなのだからiPhone12 miniを選んでも日常生活で困ることはありません。
iPhone12 miniのスペック
iPhone12 miniを検討している人の多くはiPhone 12無印と悩む人が多いでしょう。
そこでiPhone 12(無印)と比較しました。
製品名 | iPhone 12 mini | iPhone 12 |
ディスプレイ | 5,4インチ(有機) | 6,1インチ(液晶) |
解像度 | 2,340×1,080 | 2,532×1,170 |
CPU | A14 | A14 |
メモリ | 4 | 4 |
ストレージ | 64 / 128 / 256 | 64 / 128 / 256 |
バッテリー | 15 | 17 |
セキュリティ | 顔 | 顔 |
おサイフ | ○ | ○ |
防水 | IP68 | IP68 |
デュアルSIM | eSIM | eSIM |
重量 | 約133グラム | 約162グラム |
価格(税込) | 82,280円 | 94,380円 |
比較して分かる通り基本性能はiPhone12(無印)と12 miniの違いはありません。
繰り返しになりますが違いは大きさと重量、バッテリー容量になります。
バッテリー容量はスマホの大きさに依存するためサイズの小さいiPhone12 miniの方がバッテリー容量も小さくなります。
iPhone12 miniのAntutuスコアは57万点

iPhone12 miniのベンチマークスコアを測定したら57万点でした。
はっきり言ってオーバースペックですが、これだけの性能があれば大抵のことはできるので安心ですね。
今まで持っていたiPhoneシリーズのベンチマークテストの結果と比較したものを下記に記載。
- iPhone12 mini 【57万点】
- iPhone11 【51万点】
- iPhone7 【20万点】
全モデルのiPhone11と比較してもちゃんと性能は上がっています。

iPhone 12 miniの付属品

今回のiPhone 12シリーズからACアダプターとイヤホンは付属しなくなったので必要であれば別途購入しましょう。
おすすめのACアダプターは下記の記事で紹介しています。
iPhone12 miniはスリムな外観

今回選んだカラーはブラックを選択しました。そしてデザインは過去のiPhone 5のような角ばったカッコいいデザインに原点回帰しています。
右側には電源ボタン。

左側にはマナー切り替えのスイッチ、音量ボタンが配置してあります。

SIMスロットは左側に配置してあります。

画面の上部にはいつものノッチが存在しています。このノッチは高度な顔認証システムが存在しているので消えることはしばらくないでしょう。

カメラ部分はiPhone 11と同じようなカメラになっています。

下側には誰が必要としているのか分からないLightning端子とスピーカー。

サイズ比較するために家にあるスマホを並べて比較してみました。
左からiPhone 12 mini、iPhone 7、iPhone 11、pixel 3a、Redmi note 9s。

こうやってみるとかなりiPhone 12 miniの小ささが目立ちますね。
iPhone12 miniの重さは133グラム

iPhone 12 miniは約133グラムと非常に軽く、手に持つと感動すら覚えるレベル。(画像では140グラムとなっていますが、ガラスフィルムを装着しているので重さが少し増えています)
今までiPhone11を使っていたから余計にそう感じるのもありますが、iPhoneはAndroidスマホに比べて重いです。
ですがサイズが小さくなった事、角ばった過去のデザインに戻ったことでこの軽さを実現できたのでしょう。

片手で操作できるサイズ感

iPhone 12 miniは片手でも余裕で操作できるスマホになっていて、スマホリングのアクセサリー類がなくても持つことができます。
文字入力、アプリの起動など今までのiPhoneでは両手が必要な場面でも楽に片手操作する事ができます。
ただ右手で使っている場合、1番右上のアプリを起動しようとすると小さいiPhone 12 miniでも少し遠いです。
と言ってもiOS14から登場したウィジェット機能を使って、上部に配置すれば画面右上を押す必要がないのでそこまで気にしなくてもいいです。
画面の情報量はそこまで変わらない
サイズが小さくなって気になるところは画面の情報量の違い。そこでiPhone 12 miniを過去モデルの11・7と比較しました。
iPhone 11との比較した場合は文字が小さくなるだけでした。(同じフルディスプレイだから当たり前の話なんだけど)

iPhone 7と比較した場合はフルディスプレイのiPhone 12 miniの方が情報量が多くなります。


iPhone 12 miniのカメラ性能

やはり気になるのはカメラ性能ですが、さすがiPhone。個人的には満足位できるレベルできれいな写真を撮ることができました。
標準のモードで撮影

広角モードで撮影

夜間の撮影
標準モードで夜に撮影。

夜に広角モードでの撮影。

動画
動画の手振れ補正や綺麗さ言うまでもなく綺麗に撮影できます。
カメラ素人の自分からしたらiPhone11と12の動画の違いは良く分かりません。
ただ綺麗に撮影はできるのでちょっとした撮影であれば充分です。

iPhone12 miniの付加価値はいっぱい!
サイズが小さくなってもiPhoneはiPhone。iPhone 12 miniには付加価値がたくさんついています。
- IP68耐水
- ワイヤレス充電対応
- おサイフ対応
これだけの付加価値がついているのでiPhone 12 miniを購入しても日常生活で活躍してくれること間違いなしです。
高い耐水機能で水濡れによる故障は防いでくれて、ワイヤレス充電器を持っていれば置くだけで充電できます。
おサイフ対応なのでコンビニに行く程度であればiPhoneだけで十分です。

iPhone12 miniのデメリットはやはりバッテリー性能

持ちやすいサイズで軽いiPhone 12 miniですが、やはりデメリットはバッテリー持ちの悪さです。
1日使ってみたバッテリーの状態がこちら

画像は朝に100%の状態で夜まで使ったものです。
iPhone 11の時であれば50%ぐらいは持っていましたが、やはりバッテリー容量が減ってしまうのは仕方のないこと。
とはいえ1日程度であれば普通に使う事ができるので自分的には問題なしです。

ゲームをよくする人には向かない

iPhone 12 miniはバッテリー容量が少ないのでスマホゲームをよくする人には向かないかもしれません。
自分も少しはゲームをしますが、毎日5時間以上もするヘビーユーザーではないのでiPhone 12 miniでも問題はありませんでした。

モバイルバッテリーは持っておくべき

普段使いでバッテリーが切れる心配はないけどモバイルバッテリーの1つは持っておくべきです。
ゲームのするしないではなく、iPhone 12 miniを使っていれば1日でこまめに充電する必要が出てきます。今すぐではなくとも買っておくことをおすすめします。

小さくて大容量のモバイルバッテリーは以下の記事で紹介しています。
【まとめ】iPhone12 miniは小さいスマホが欲しい人の最適解
iPhone 12 miniは軽くて片手でも余裕で使えるスマホになっています。基本性能は他の12シリーズと同じで性能面でも申し分ありません。スペック不足はまずないでしょう。
唯一、バッテリー容量が少ないところがデメリットですが1日使っていて個人的には問題がなく、ゲームをしない人には問題ないでしょう。
